6月8日(金)社会環境課程オープンセミナーが開催されました

社会環境課程では年に1~2回、講義とは違う形で、

研究会を開催しています。2018年6月8日(金)には、

以下の題目で第7回研究会が開かれました。

参加教員5名、参加学生は26名(3~4年生)です。

①万城目正雄「ASEAN人材を活用した中小企業の海外進出」

日本国内では景気は回復しているといわれるが、事業所数、従業員数も減少傾向にある。

ところが海外需要の高まりもあり、中小零細企業でもASEAN諸国の

海外への進出意欲は旺盛である。またそうした企業ほど利益を上げつつあり、

フィリピンに進出した企業が、さらにインドネシアに進出した例もある。

そうしたなか、企業の関心は現地従業員の確保・定着化もさることながら、

日本の事情を理解して海外展開も推進できる人材の確保・育成が重要課題となっている。

②鳥飼行博「PA型教育とフィールド調査の方法」

PA型教育を、巷間に言われている定義とは異なり、

①問題発見を現地で、②単に見るだけでなく、現地の人に聞いてみること、

③住民が語りたいことを語ってもらうこととして、

その実践例を主に三陸被災地のフィールド調査を例に説明した。

宮城県女川町の牡蠣養殖場、旧第三小学校の仮設住宅、御前浜の墓場などで出会った人の例から、

調査する場合、そもそも会話するときに中立的立場ということはないし、

PA型教育をするというよりも、現地の人から教えられることの方が多いことを述べた。

文責 社会環境課程・研究会幹事 高木俊之