社会環境課程オープンセミナー第3回研究会が開催されました

2015年6月5日(金)、昨年の第1回2回に続き、

社会環境課程オープンセミナー第3回研究会が開催されました。

落合由紀子先生が司会を行い、学生21名、教員3名の合計24名が参加しました。

発表された二つの題目と概要は以下のとおりです。

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①高木俊之「中国雲南省の都市と鉱産資源」

雲南省を研究すると、少数民族の貧しい生活やそこから現代のウイグル問題につながる視点が理解できること。さらに清朝末期から開発された錫鉱山が立地する個旧市を詳しく調べると、現代中国の歴史的変遷が生き生きとわかってくることを述べた。

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②鳥飼行博「フィリピン都市のインフォーマル部門のリサイクル」

スラムというと、こわい・危ないイメージがある。しかし、フィリピンのスラムには、スクオッターとしてバラックを作り長年住みついている人々、スカベンジャーとしてゴミを拾って生活している人がいる。その人たちは、正規の職業に就いているわけではないが、失業者とも異なる。これは意図せざる環境保全で、一種の「循環型社会」と言えるかもしれないことが述べられた。

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2つの研究報告に対して、学生の皆さんから積極的に質問が、いくつも出てきたことを、教員一同大変嬉しく思います。この調子で大学の講義を聞けば、今までの何倍も勉強になることでしょう。

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(高木俊之・記)