北東アジア環境共生プロジェクト

北東アジア環境共生プロジェクト

プロジェクト趣旨

日本・中国・韓国など北東アジアは、フィリピン、タイ、インドネシア、ベトナムなどの東南アジア、大陸のロシア、太平洋を越えたアメリカと経済社会的に関係を深めながら、発展している。北東アジア環境共生プロジェクトでは、このようなグローバルな横断的(クロスセクション)な分析のみならず、過去・現在・未来という時系列的(タイムシリーズ)な分析も加えて、歴史や国際関係を、市民、行政、国際関係など幅広い視点で理論的、実証的に「北東アジア環境共生」を検討する。

具体的には、人間学1として、日本と周辺諸国の歴史を、20世紀初頭から振り返って、帝国主義、植民地支配、戦争から、国際貿易・投資、文化交流、マスメディアまで、いかに人々の生活や思考に影響を与えたのかを検証する。また、20世紀後半から、東西冷戦、朝鮮戦争などの対立から、国交回復、国際協力の時代へ、そして個人間の様々な交流やコミュニケーションの進展にまで、視野を広げて、社会科学の立場から、人々の「共生」のあり方を考えたい。

そして、人間学2として、韓国を訪問して、主にソウルの都市開発や環境デザインについて、ソウル市内の都市環境デザインや日韓交流史などにかかわる施設を訪問し、行政、企業、市民の果たした、あるいは果たすべき役割を検証する。そして、現地の大学生との交流や共同作業を通じて、コミュニケーションを深めながら、環境共生について、議論・討論し、ともに行動することを試みる。

こうして、北東アジア環境共生を、行政・企業・NGO・市民の関与やその変化も踏まえながら、担当教員の専門、すなわち経済学、環境デザイン、国際関係、コミュニケーション論から、検討したい。本プロジェクトは、人間環境学科・芸術学科・国際学科いずれの学生も、それぞれの問題意識から取り組むことのできるテーマ設定となっているが、フィールド調査、現地視察、討論・議論など学生の参加が求められると共に、専門的な議論も展開することになる。そこで、北東アジア環境共生プロジェクトを履修するに当たっては、事前に担当教員と相談し、担当教員の授業を履修しておくことが望ましい。

研究キーワード

国際関係/環境デザイン/貿易・投資/環境デザイン/戦争/国際紛争

主な担当教員(担当者は平成21年度申請時のもの)

鳥飼 行博(人間環境学科社会環境課程 教授)
申 珠莉(芸術学科デザイン学課程 教授)
金 慶珠(国際学科 教授)
荒木 圭子(国際学科 准教授)

募集学生定員数

 15名程度

人間学2における韓国研修の様子

韓国、ソウル、高麗大学を訪問