SOHUMとは

SOHUMとは

新たな時代を生き抜く社会的役割を担う力を育てる「SOHUMプログラム」

“SOHUM(ソヒューム)”とは、ソーシャル・ヒューマンウェアの略。
そしてこの意味を『社会的な広い視野と自身の専門を生かした視点を併せ持ち、状況を理解して社会の変化に柔軟に対応し、問題解決に向けて自らの社会的役割を自覚し行動できる能力』と定義して、「SOHUMプログラム」がめざす人材育成目標としています。

いうなれば「SOHUMプログラム」は、教養学部の学生たちが専門能力を活かして協働しながら、それぞれが役割を担い社会的な課題を解決する行動力を磨く教育プログラムであり、社会を形成している基盤や仕組み、また自らの技能や知識といったハードとソフトを動かすヒューマンウェア(=社会的役割を担う力)を、一人ひとりが身につけることを目標としています。

Project1
湘南地域ブランド
創造プロジェクト

湘南キャンパスの周囲に位置する茅ヶ崎市、平塚市、秦野市、伊勢原市などの行政、NPO、団体、企業、市民らが推進する地域創造に向けた取り組みをテーマに、地域活性化計画や地元産品を活用した商品開発などを共同で推進します。

研究キーワード: まちづくり/商品企画/地産地消/観光産業/マーケティングリサーチ/生産デザイン/地域計画/景観保全/経営戦略/他

Project2
北東アジア環境共生
プロジェクト

韓国、天安市、独立記念館訪問

政治経済体制が異なるだけでなく、歴史的に交流と対立を呈してきた北東アジアに関して、東南アジア、ロシア、アメリカ、ヨーロッパなども含めたグローバルな視点で、広義の国際的環境に関して、人々が核となる共生のあり方を考える。その際、横断的(クロスセクション)分析と時系列分析(タイムシリーズ)分析を駆使して、担当教員の専門性に基づいて、具体的事例を掘り下げながら、「北東アジア環境共生」を検討する。

 研究キーワード: 国際関係/環境デザイン/貿易・投資/環境デザイン/戦争/国際紛争

Project3
八重山諸島共生社会
プロジェクト

東海大学沖縄地域研究センターを拠点として八重山諸島の視察を通じて「八重山諸島の自然と文化、歴史、生活を踏まえた持続可能な地域社会構築の提言」をテーマとするプログラムを構築します。

 研究キーワード: 沖縄地域/諸島ネットワーク/生活文化/自然体験調査/グランドデザイン/歴史風土/他

Project4
アースミュージアム
プロジェクト

秦野市の地域環境や文化(特に森)についての大切さを協働的に学び、学びの成果を総合芸術表現活動として社会に発信する「行動-発信」型の企画を実践しています。

研究キーワード: 秦野の森/間伐材/環境教育/持続可能性/里山/総合芸術/デザイン/オペラ/他

Project6
湘南里川づくり
地域共生プロジェクト

金目川水系流域の豊かな自然と地域文化を再生し、地域の貴重な財産として次世代を担う子供たちに引き継いでいくため、湘南里川づくり推進準備会と連携して展開します

研究キーワード: 里川/金目水系/共生社会/自然/文化/生活/他

Project6
多文化子ども
プロジェクト

海外にルーツを持つ子どもたちを集めて「マルチカルチャー・キャンプ」を開きます。言葉や文化のギャップで困っている子たちに、一生忘れられない思い出を作ってあげたい。ブラジル学校に通って日本語や英語、音楽、美術、理科の実験観察、社会見学など、授業のお手伝いをする活動も予定しています。

 研究キーワード: 外国籍の子どもたち/国際交流・理解/日本語/英語/音楽/美術/理科の実験観察/社会見学/他

プログラム内容

学部共通科目、SOHUM領域科目、プロジェクトを連携させ、4つのステップで進める「SOHUMプログラム」

「SOHUMプログラム」は、教養学部の全学生の必修科目『人間社会論(旧現代文明論2)』『人間学1』と、選択科目『人間学2』を合わせた学部共通科目、そしてSOHUMプログラムの要となり、学科課程を越えた複数教員が担当する実践的教育プログラム(プロジェクト)の3つの要素を連携させて推進されます。

【ステップ1(理論的導入部)】

必修科目『人間社会論(旧現代文明論2)』を核とした「広い視野と状況理解」の獲得

【ステップ2(動機付け)】

必修科目『人間学1』と選択科目『SOHUM領域科目』の履修による「柔らかな発想と思考」の獲得

【ステップ3(主体的実践の展開)】

選択科目『人間学2』『SOHUM領域科目』の履修とプロジェクトへの参加による「自立と役割」の獲得

【ステップ4(主体的実践の発展)】

『ゼミナール』や『卒業研究』の履修と、
本プログラムの集大成となるプロジェクトへの参加による「行動と達成」の獲得

SOHUM関連科目

『人間社会論(旧現代文明論2)』(必修/2単位)

『人間社会論(旧現代文明論2)』は、学部の初年次教育として1年次全員が履修する必修科目であり、人間を重層的に取り巻く様々な環境から、人間の存在を紐解く手掛かりを探求し、生命や倫理、宇宙・自然、人間と社会を体系的に捉える授業として位置づけています。

授業はオムニバス形式による形態をとりながら、学科課程から選抜された教員がSOHUMプログラムの基礎教養としてふさわしいテーマのもと講義を設計します。

『人間学1』(必修/2単位)

『人間学1』は、学部の2年次全員が履修する必修科目であり、SOHUMプログラムのステップ3で予定されるプロジェクトを想定した学習内容で構成され、プロジェクトに求められる知識や能力の修得とともに、各プロジェクトへの興味と参加を促す授業内容とします。

よって本科目は各プロジェクトを担当する教員が主体となり、予定されるプロジェクト数で割り振られる中規模編成型の授業形態として、科目担当教員は学生の所属学科に関係なく授業に必要な学習指導を行います。

『人間学2』(選択/2単位)

『人間学2』は、学部の3年次以上が対象となる選択科目であり、希望する学生はSOHUMプログラムとして実施されるプロジェクトから一つを選び履修します。

授業内容は異なる学科課程の複数教員が担当するプロジェクトごとに実践型教育プログラムが準備され、授業時間外および学外活動での研究活動を含めてプロジェクト活動を推進します。

SOHUMプログラムのステップ3「自立と役割」をテーマに、「コミュニケーション能力」や「現実的な場面における問題解決力(実社会での調整力)」などが身に付くように指導にあたります。

『ゼミナール』『卒業研究』

『ゼミナール』『卒業研究』は、3年次以上を対象に学科課程ごとに開講される科目でありますがが、SOHUMプログラムにおいては、プロジェクトに参加する学生に限り、プロジェクトにかかわる課題をテーマに『ゼミナール』『卒業研究』において個別研究を実践することが可能となります。

学生は参加プロジェクトを担当する自学科課程の教員の『ゼミナール』を履修し、『卒業研究』においても同教員を指導担当として指名できる他、参加プロジェクトを担当する他学科課程の教員から個別研究に必要な“アドバイザー”を選び、指導を受けることもできます。

そして個別研究の成果を学生自ら企画して発表することを目標とします。