To-Collaboプログラム「東海大学芸術学科公開講座」の修了式が行われました

2014年度To-Collaboプログラムで芸術学科が取組む「芸術による大学開放を目的とした多世代交流の創出」の一環として開催した『東海大学芸術学科公開講座』が、11月29日に最終回を迎え受講生が一堂に会して修了式を行いました。

今回の公開講座は、平塚市・秦野市・伊勢原市・大磯町に居住する50歳以上のシニア層の方を対象に事前募集を行って実施しました。芸術学科が想定する「高齢化が進む地域社会に開かれた大学の将来像」を見据え、芸術系の高等教育ができ得る可能性を検証することが目的です。受講者は50歳から86歳までの25名の方々で、音楽・美術・工芸の3講座に分かれ土曜日の午後を中心に4回シリーズで開講しました。

音楽講座は「クラシック音楽をわかって楽しむ」と題し、音楽学課程の二宮洋教授が
13名の受講生に対して講義や大学院生による演奏指導、最終回では受講者の方も参加
してピアノ演奏にトライしました。

美術講座は「銅版画の世界と作品制作」と題し、美術学課程の河野孝博教授が5名受
講生にメゾチントによる銅版画制作の実習授業を中心に版画の奥深さを伝え、毎回の
講座ごとに課せられる宿題に受講生全員が取り組みました。

工芸講座は「日本の美と陶芸下絵付け体験」と題し、美術学課程の斎藤昌利非常勤講
師が日本の陶芸作品を中心に講義を行い、芸術工房の青柳豊和技術員とデザイン学課
程の森本忠夫准教授が陶芸制作と下絵付け実習を担当し、最終回では7名の受講生が
制作した作品を囲み講評会を行いました。

修了式では、講座を担当いただいた先生方から一人ひとりに修了証書が渡され、受講
生が真剣に講座を受講してくれたとの報告がありました。一方、各講座の受講生を代
表し3名の方々からお話しいただきましたが、皆さん今回の受講をたいへん喜んでお
り、大学の施設を利用できたことが楽しく、また親切にかつ丁寧に指導いただいた先
生方に対して感謝しているとのご挨拶で、充実した4回の講座であったとの感想でし
た。

講座の途中、受講生の皆さんの真剣な取組みが伝わってきたこともあり、当初の予定
にはありませんでしたが、急遽、公開講座の報告を兼ねた展覧会を開催することにし
ました。来年早々の1月21日から24日まで、東海大学サテライトオフィス(小田急線
東海大学前駅)において公開講座で制作した版画や陶芸作品を展示し、音楽講座の様
子なども映像で紹介する予定です。