11月27日、社会環境オープンセミナーを開催しました。

11月27日、社会環境オープンセミナーを開催しました。
湘南キャンパス10号館209教室で語る鈴木忠典氏
湘南キャンパス10号館209教室で語る鈴木忠典氏

社会環境課程では、11月27日(火曜)3時限目、湘南キャンパスのオープンセミナーとして 「アジアの共生、教育、自由、いのちを戦争体験から考える」を実施しました。

これは、今から70年前、戦争の時代、厳しい人生の選択をしなければならなかった鈴木忠典氏の講演です。 「生きていることの感謝」「進路を選ぶ意味」「伝えたい思い」という人生の礎 「日本とアジア諸国との共生」「平和・人権とは」というグローバルな課題について 戦争・戦後の体験から考えることが目的です。

10号館209教室に集まった学生と鈴木忠典氏
10号館209教室に集まった学生と鈴木忠典氏

当日は、1年次生から4年次生まで学生80名以上が参加しました。教養学部人間環境学科社会環境課程の学生が中心でしたが 自然環境課程、デザイン学課程、文学部、政経学部の学生も参加しました。 平和祈念展示資料館、総務省、教職員の方、合計10名以上も参加されました。

司会鳥飼と鈴木忠典氏
司会鳥飼と鈴木忠典氏

講演に先立って司会鳥飼行博が「進路を自由に選ぶことのできなかった戦争の時代に生きた鈴木さんのお話を通して、今の自分や将来を改めて考えてほしい」と話しました。

講演で鈴木氏は、14歳で横須賀水雷学校に入り、その後、海軍の魚雷艇で南方で戦い、硫黄島や沖縄に潜水艦で食料・物資を輸送されたこと、潜水艦が米軍艦艇に取り囲まれて武装解除したこと、沖縄に収容された後、やっとの思いで長崎に到着し、そこから故郷に帰り、家族と再会されるまでの体験を話しました。

満員になった10号館209教室
満員になった10号館209教室

参加した学生たちは、鈴木氏の話に静かに耳を傾け、終了後には、「戦争の悲惨さと命の大切さを改めて思い知らされた」「当時とは全く異なる自由で便利な社会において、本当の自由の意味を理解し、両親をはじめ周囲の人々への感謝を悪れないように毎日を送っていかなければならないと改めて思った」などと感想を寄せています。

期日:11月27日(火曜)3時限目 13:25〜14:50
場所:湘南キャンパス10号館209教室

鈴木忠典氏の略歴
海軍少年志願兵。昭和18年14歳で横須賀海兵団に入団。魚雷艇と潜水艦乗員となり出撃を繰り返す。
終戦時、台湾沖洋上で米軍鑑により武装解除。沖縄で収容後、長崎に上陸、復員。

(記載 鳥飼行博)