SOHUM 北東アジア環境共生プロジェクトの韓国研修を実施

SOHUM 北東アジア環境共生プロジェクトの韓国研修を実施
SOHUM 北東アジア環境共生プロジェクトの韓国研修ではすべて公共交通機関で移動しました
SOHUM 北東アジア環境共生プロジェクトの韓国研修ではすべて公共交通機関で移動しました

2012年9月11日から16日まで、5泊6日の日程で、 SOHUM 北東アジア環境共生プロジェクトの韓国研修を実施しました。 今年の参加者は、人間環境学科自然環境課程と社会環境課程の3年生と4年生の合計4名、女子3名と男子1名で 現地のソウルの宿泊施設に集合、現地解散でしたが、みな下調べを十分にして、 コミュニケーション能力もあって、何の問題もおきませんでした。現地に研修期間以上宿泊し、個人旅行もできました。

研修内容は次のようなものでした。
1.ソウルの高麗大学を訪れ、韓国の教員・学生とお話しし、キャンパス見学をし、大学の食堂で食事をしました。そして、再開発地区で環境デザインにも気を配った清渓川やその周辺を韓国人学生と見学しました。
2.清渓川をデザインしたキム・デザインの事務所にお伺いし、社長にお会いし、環境デザインの本質と具体的な事例について、解説を受けました。それから、戦利品や実物が多数展示してある戦争記念館を訪問しました。
3.ソウルから高速バスで1時間の天安市に行き、独立記念館を見学した後、檀国大学を訪問し、教員・学生と交友し、キャンパス見学をし、夕食をいただきました。
4.ソウルの未開発地区を訪れ、日本併合時代の家屋や古くからある市場を見学し、食料加工施設も見学しました。檀国大学の学生とソウルの伝統的家屋の残る地域を探訪しました。

参加学生の感想・意見(掲載の都合で大幅に短縮しました)
韓国研修に参加して、日本では学べないこと、現地に行ってわかることなどたくさんあり、とても良い経験になりました。以前1回だけ韓国に観光で行ったことがありますが、その時はハングルも全くわからず、韓国の伝統的なお城や、ドラマのロケ地などに行き、ガイドさんの説明を聞きながら見て歩いているぐらいだったので、韓国の歴史や環境、文化の違いなどを考えませんでした。韓国の大学に通う学生たちと交流することで、授業では習わないことや、はやっていることなどを聞けたり、韓国でおいしい料理のお店に連れて行ってもらえたりと、とても自分のためになりました。
高麗大学への訪問では、生徒さんが建物ひとつひとつを丁寧に説明しながら案内をしてくれて、学校にあるパスタのお店にカン先生、マ先生と行き、ピザとパスタを御馳走になり、生徒さんにたくさんお話を聞きました。日本語をどのように勉強したかなどは、私も韓国語を大学1年生から勉強しているので、聞けて良かったです。—-東大門では、屋台でのり巻きやトッポギを食べながら、韓国の休学の話や自分の話などを聞かせてもらいました。韓国では休学は当たり前で、高校生のときは0時間目からあり、学校が終わってからも塾に行ったりして家に帰るのは11時を過ぎるそうです。そしてまた、朝は7時ぐらいから勉強が始まります。日本では、高校生の時勉強をする人はするけれど、朝から晩まで勉強をしている人はそこまでいないので、韓国人のほとんど全ての人がこのように勉強していることには驚き、すごいと尊敬しました。このような—-韓国の高校生の勉強のお話は、檀国大学の生徒さんたちにも、詳しく聞きました。学校によっても時間が少し違うみたいで、12時までかかったという方もいました。そして、日本では高校生は部活に入っている人がたくさんいますが、韓国では勉強があるため、ほとんどの人が入らないそうです。スポーツが得意であれば、とことんスポーツをして勉強はしないそうです。韓国がオリンピックなどで、スポーツで活躍をする理由もここにあるのだと思いました。
デザインソウル総括本部は、—デザイン会社ということもあり、デザインが素晴らしかったです。—-副所長にお仕事の内容や、どのような街づくりを目指しているかなど、とても詳しく聞きました。こちらの会社では、使いやすさと環境を考えて設計しています。今まであったものを改善していったり、五感を刺激するようなデザインにしたり、ソウルの色を取り入れたデザインにしたり、身長の違う人でも使いやすいベンチなど、工夫がなされています。今までは美しくて機能的なものが主だったけれど、環境や、社会的弱者への配慮を大切にしているそうです。清渓川をデザインしたと聞いた時は驚きました。前日の夜に皆で見て、綺麗だと話していたため、あのような復元をデザインとした、見た目を自然に近くするようなことは、住む人も自然のことを少しでも考えると思うし、これから地球には、自然を守りながらデザインしていくことが必要になると考えました。韓国での環境に配慮したデザインのお話を聞けたことは、すごく貴重な体験で、日本だけではなく、外国の環境対策などにも興味がわきました。—-
戦争記念館は、家でも少し調べて行きましたが、実際に行くと、戦車や鉄砲などとても迫力があり、平和の時計塔や兄弟の像などは、写真で見るのとは全く違い、私は体験していないけれど、戦争の恐怖を感じました。日本は、戦争は二度としないという意味をこめて、モニュメントや、戦死者の名碑をつくりますが、韓国では違い、協力してくれたことへの感謝の意味だとわかり、日本とは考え方が違い、韓国に行ったことで、日本以外の考え方を知ることが出来ました。—-

(記録者 鳥飼行博)