人間環境学科/社会環境課程のゼミが、川崎エコタウンと古紙再生工場を見学し、専門家の説明を受けました。

人間環境学科/社会環境課程のゼミが、川崎エコタウンと古紙再生工場を見学し、専門家の説明を受けました。

2016年5月13日(金)、人間環境学科社会環境課程の万城目ゼミと鳥飼ゼミは、神奈川県の臨海工業地帯の中心にある川崎エコタウンを訪問し、水江町の川崎エコタウン会館でエコタウン事業の説明を専門家から受けました。その後、すぐ隣にある再生紙100%利用のトイレットペーパーを1日100万個も製造している三栄工業東京工場を訪問し、専門家に書類やファイルの詰まった段ボールから牛乳パックまでリサイクルしている工程を案内していただき、解説を受けました。

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エコタウン事業とは、1997年に創設、環境・リサイクル産業育成と地域活性化を目的とした事業で当初は、通産省(現・経済産業省)と厚生省が所管し、現在では環境省が所管しています。

川崎や北九州などに全国に設立されたエコタウン事業の目的は、次の通りです。

①個々の地域における、これまでの産業蓄積を生かした、環境産業の振興を通じた地域活性化、

②地域における資源循環型社会の構築を目指した、産業、公共部門、消費者を包含した総合的な環境調和型システムの構築

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 川崎ゼロエミッション工業団地のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場では、ない再生古紙を使った再生紙100パーセントのトイレットペーパーを日産トイレットペーパ150トン、ロールにして110万個生産しています。

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ここで難再生古紙とは、リサイクルすることが技術的に経費的に困難な古紙のことです。新聞紙や牛乳パックは、まとまって収集されることが多くリサイクルしやすい古紙です。それに対して、封筒、窓空き封筒、ハガキ、名刺、領収書、レシート、ワープロ用紙には落としにくいインクが使われていることがありますし、FAX用紙(感熱紙)、コピー用紙、貯金通帳、ダイレクトメールなどは、混在していて、ミックスペーパーといわれています。会社の書類、アルバム、写真、列車の切符、チケット、手帳などはプラスチックや厚紙などでカバーがついていたり、大きなファイルにとじられたままのものもあります。こうした難再生古紙リサイクルも含めて、古紙100パーセントのトイレットペーパーを作る製造工程を解説していただきました。