ゼミ・教員の紹介

人文・社会・自然科学を総合した広い視野から、水環境を考えます。

藤野ゼミ

興味とやる気を持って
積極的に取り組む姿勢が重要です

人間環境に関わる問題は、理系・文系を問わず様々な分野と複雑に絡み合っています。従って、この問題に取り組むには、何事にも興味を持って広い視野で理論的に考え、積極的に行動する姿勢が重要となります。特に水環境に関わる問題は、身近であり、公害という大きな健康被害をもたらしました。

藤野 裕弘 教授
博士(水産学)
【専門分野】水環境[アセスメント] 水生生物[魚類生理]

研究分野

当研究室では、水環境の現状を把握し、人間生活が水中生態系に与える影響を調査し、今後の水環境保全について、流域の自然や歴史、文化、生活、実践的環境教育の役割などを含め、総合的な視野で考えていきます。

研究分野の今後の発展性
身近に残された良好な水環境をどのようにして保全していくか、悪化した水環境をどのように改善するかなどは、自然科学的なアプローチだけでは限界があります。水質を分析し、生物モニタリングデータを集めるだけでなく、流域の歴史や文化も視野に入れ、現実的な保全や改善策を、流域の自治体や住民が一体となって取り組む時期に来ています。

研究分野の社会性
現在の環境問題の解決に、環境教育が果たす役割は、非常に重要となっています。自然環境課程と大学院人間環境学研究科では、地域の市民や団体と連携して、学生の教育に役立てる目的で、NPO法人東海大学地域環境ネットワークを2007年度に設立しました。このNPOでは、「地域環境教育の推進」と「地域コミュニティーの創成」を活動の中心とし、野外環境体験実習や環境保全出前授業、環境教育フォーラムを実施しています。学生会員(会費無料)は、実践的な教育の場として、これらの活動に企画段階から参加しています。

ゼミナール

ゼミの雰囲気は教員とゼミ生の相互作用で作られますが、ゼミ生は毎年入れ替わりますので、ゼミ生に大きく影響されます。ゼミでは、卒業研究は、一人一テーマを、責任を持って担当することが求められます。さらに、卒業研究には、個人のオリジナルテーマを加えることも要求されます。しかし、水質調査や実験などは全員で協力することを原則とします。つまり、個人の責任を果たすこととチームプレイの両方を要求します。就職活動や教育実習などで、調査を抜ける場合は、指導教員の了解よりも、チームのメンバーに了解をとることが重要となります。全ては、社会に出るための準備体操です。

卒論テーマ

・金目川下流域の水質調査〜河川改修の現状を含めて〜
・人間環境と水環境を考える教育プログラム〜大根川における一日の水質変化を踏まえて〜
・大根・善波川における水質調査〜鶴巻舞台雨水幹線の現状を含めて〜
・鈴川・板戸川における水質調査〜地域の歴史的背景を参考に〜
・平塚・秦野・伊勢原市のゴミ対策と改善策〜遠藤原最終処分場の水質調査を含めて〜
・鈴川の底生成物モニタリング調査〜水生生物ハンドブック作成に向けて〜
・金目川の生物モニタリング調査〜生物多様度からみた金目川の現状〜
・合成洗剤(新製品)のメダカに対する急性毒性〜光学顕微鏡による標本を含めて〜
・合成洗剤の水環境への影響について〜台所用洗剤を中心に〜
・鈴川の水質調査〜毘沙門周辺の変遷〜
・地域コミュニティ活性化のための環境教育プログラム構築

研究分野

環境学序論
■環境基礎生物
■環境体験演習(望星丸実習)
環境保全演習(相模川実習)
水環境論
■水生生物学

先生紹介
最終学歴 東海大学大学院海洋学研究科 (水産学博士)
所属学会 日本環境教育学会
日本環境学会
日本水産学会
こども環境学会
居ごこち学会
主な論文著書 環境NPOと連携した体験実習型環境教育の試み
地域社会と連携した体験実習型環境教育の試み
合成洗剤成分のヒメダカへの影響
大根川の汚染状況
魚類腸管からの蛋白質の取り込み

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